SynViz S2 3.6の変更内容(2023年1月リリース)

動作環境の変更

  • クライアント環境としてWindows 11をサポートしました。

  • SQL Server 2016 SP3に対応しました。

  • 前提ソフトウェアとして、MVC5に対応しました。

  • クライアント環境としてWindows 8.1のサポートを終了します。

  • クライアント環境としてInternet Explorer 11のサポートを終了します。

  • クライアント環境のディスプレイの推奨解像度を1366x768ピクセル以上に変更しました。

  • Oracle Database 12c Release 1 (12.1.0)のサポートを終了します。 それに伴い、Oracleをご利用の場合、Windows Server 2012およびWindows Server 2012 R2も合わせてサポートを終了します。 ※SQLサーバをご利用の場合は引き続きWindows Server 2012およびWindows Server 2012 R2をご利用いただけます。

  • .NET Framework 4.5.2、4.6.2、4.7のサポートを終了します。

追加された機能

  • Hitachi Unified Identity and Access Services (HUID) 認証に対応しました。

  • OIDC認証 (Azure AD認証) に対応しました。

  • データ分析画面にて、Microsoft Power BIと連携してSynViz S2のデータを可視化したレポート表示ができるようになりました。 データ分析画面についての詳細は「データ分析 」を参照してください。 当バージョンでは、複数のプロジェクトの工数山積み状況を確認できる山積みグラフが利用できます。

注釈

  • データ分析画面は、グローバルアドオンです。ご利用の際には、ライセンスキーによるアドオンの有効化が必要となります。

  • データ分析画面が利用できるのは、データベースにOracleを利用している場合のみになります。

ガントチャート画面の改善および変更

  • 年度の開始月を変更できるようになりました。

  • 「関連工程を再スケジュール」メニューを実行した場合の処理性能を改善しました。

アクションアイテムオプション機能の改善および変更

  • メーカ/サプライヤ連携用のデータ入出力機能として、下記の機能をサポートしました。

    • メーカ管理のアクションアイテムのデータをサプライヤ向け連携データとして抽出できるようになりました。(アクションアイテム情報出力ツール)

    • メーカ側で出力したアクションアイテムのデータ(サプライヤ向け連携データ)をサプライヤ管理の日程に取り込み、反映できるようになりました。(アクションアイテム情報取込ツール)

    • アクションアイテムから生成した日程の実績データをメーカ向け実績データとして抽出できるようになりました。(アクションアイテム実績情報出力ツール)

    • サプライヤ側で出力した実績データ(メーカ向け実績データ)をアクションアイテムの実績として取り込み、反映できるようになりました。(アクションアイテム実績情報取込ツール)

    • 上記のデータ入出力機能は、SynViz S2連携セットオプションに含まれます。

Microsoft 365連携オプション機能の改善および変更

  • Outlookの実績登録機能をプラットフォームに依存せずブラウザで利用できるようになりました。

スマートデバイス版の改善および変更

  • ガントチャートでピンチイン/ピンチアウトの操作をしたとき、余計にスクロールしないように改善しました。

  • ガントチャートの外部カスタマイズの機能を拡充しました。

APIの改善および変更

  • connectedobjectsリソースにて、指定したオブジェクトから関連線で接続されているオブジェクトの一覧を取得できるようになりました。

  • 一括取得APIオプションのGetResourceLoadsにて割当工数が0のデータも出力できるオプションを追加しました。

その他の改善および変更

  • プロジェクトサマリキャッシュの更新ログをトレースログに出力するようにしました。

互換性のない仕様変更

  • ガントチャートでタイムスケールのタイムバケットを「カスタム」、かつ、表示単位を「年」にしている場合、表示単位が「年度」に置き換わる場合があります。

修正された不具合

  • 添付ファイル機能のファイル名称やエクスポート対象とするプロジェクトの名称にカンマやパーセントなどの記号を含む場合、ダウンロードされるファイル名が不正になる不具合を修正しました。

  • ガントチャートに関連線が大量かつ複雑に引かれている場合、関連線が繋がっているオブジェクト(アクティビティなど)を右クリックするとブラウザがビジー状態になる不具合を修正しました。

  • Microsoft Teams連携機能で、1回以上メッセージを投稿したことがあるアクティビティ/マイルストーンの「チャネルに投稿画面」にて、 送信メッセージに何も入力せずにOKボタンを押した場合、エラーが発生する不具合を修正しました。

  • プログラムチャートで「日程の詳細表示」を行うと、アイテムボードにプロジェクト行のコメントが表示されなくなる不具合を修正しました。

  • アクティビティチャートのリソース別ガントでCtrl+Shift+クリックによりリソース割当を実行した際に一部のリソースに割り当たらない場合がある不具合を修正しました。

  • リソース別ガントチャートを表示するとき、表示対象のグループおよびチームに所属するユーザおよびリソースの標準能力または能力パターンに 0.00002など限りなく0に近い数値が設定されている場合に、画面が読み込み中のままとなる不具合を修正しました。

  • 一括取得APIオプションのGetProjectSchedulesを実行するとき、アクティビティの予定工数などのプロパティに 0.00002など限りなく0に近い数値が設定されている場合にエラーが発生する不具合を修正しました。