こんなときには?¶
SynViz内蔵データベースをインストールしたサーバに対して、以下の変更をしたい場合の手順を説明します。
ホスト名の変更
サーバの移行
このセクションの内容は以下の通りです。
ホスト名の変更¶
ホスト名を変更する場合、SynViz S2を一旦アンインストールする必要があります。アンインストール後、ホスト名を変更し、SynViz S2を再インストールします。その後、バックアップデータからリカバリして、バックアップ時点の状態に戻します。
IISを停止します。
バックアップツール(backup-online-S2DB.cmd)を手動で実行し、バックアップを取得します。
環境構築時にバックアップ格納先をHiRDBインストール先(InstallDir)配下に設定している場合は、アンインストール時に削除されてしまうため、バックアップ一式をHiRDBインストール先(InstallDir)以外に退避します。
環境構築時に使用したSetupフォルダのSetup.iniを任意の場所に退避します。ホスト名の変更前と後でSetup.iniの内容が同一でないと正常に動作しません。
環境構築手順書の「9.SynViz S2のアンインストール」に従って、アンインストールを実施します。
マシンを再起動します。
環境構築手順書に従って、SynViz S2のインストールを実施します。このとき、「2.前提環境セットアップ」は既に実施済みのため、実施しません。また、Setup.iniは手順4で退避したSetup.iniと同じ設定になるように編集してください。
手順3で退避したバックアップ一式を元の場所に戻します。
環境構築手順書の「6.2.1.最新のバックアップデータからの復元(オンラインバックアップ用)」に従って、リストアします。
- IISを開始します。
サーバの移行¶
サーバを移行する場合、移行先にSynViz S2をインストールした後、移行元のバックアップデータからリカバリして、バックアップ時点の状態に戻します。
移行元サーバのIISを停止します。
移行元サーバでバックアップツール(backup-online-S2DB.cmd)を手動で実行し、バックアップを取得します。
移行元サーバの環境構築時に使用したSetupフォルダのSetup.iniを任意の場所に退避します。サーバの移行前と後でSetup.iniの内容が同一でないと正常に動作しません。
環境構築手順書に従って、移行先サーバにSynViz S2のインストールを実施します。Setup.iniは手順3で退避したSetup.iniと同じ設定になるように編集してください。
移行先サーバのバックアップ格納先に移行元サーバのバックアップ一式を格納します。
環境構築手順書の「6.2.1.最新のバックアップデータからの復元(オンラインバックアップ用)」に従って、リストアします。
環境構築手順書の「9.SynViz S2のアンインストール」に従って、移行元サーバのSynViz S2をアンインストールします。